木材との比較

昔ながらの木材の枕木

ガーデニングなどで枕木を使う際には、どんな素材の枕木を選べばいいのか迷う人も多いでしょう。最初に候補に入れて検討してみるのは、木材でできている枕木かと思います。

もともと枕木は木材で作られていたため、「木」という文字が使われています。また、アルミ枕木も人気が高いです。この2つを比較してみましょう。

木材の枕木は木の質感を感じられるのが大きな特徴です。ベランダなど、裸足で上に乗るような場所に木材の枕木を使うのがいいでしょう。施工がしやすく設計の自由度も高めです。木目の美しさも木材の枕木の魅力のひとつです。

しかし、木材の枕木は耐久性の面でアルミ枕木と比べると大きく劣ります。衝撃が加わると、傷が付いてしまうこともあるかものしれません。また、天然の素材ということで、メンテナンスにも手間がかかります。そのため、木目の美しさで木材の枕木を選ぶなら、天然木材ではなく、人工木材の枕木の方がいいかもしれません。

 

耐久性が高く安全なアルミ

天然木材の枕木は耐久性がネックになります。設置から25年程度で使えなくなってしまうことも多いです。これに対して、アルミ枕木は耐久性が高いのが大きな魅力です。

アルミという素材は、金属の中では軽く耐久性が低そうに見えますが、腐食しにくく雨風にさらされてもほとんど錆びません。衝撃などへの強さは鉄などの金属と比べると劣りますが、木材よりは高めです。

デッキなどで子供が遊ぶような場合でも、アルミ枕木なら安心して設置できるでしょう。木材と違って、傷も付きにくく表面が剥がれてしまうようなこともありません。柵や門柱などとして、アルミ枕木を使っている家もあるでしょう。アルミは銀色に輝くため、木目の美しさとはまた違った魅力があります。

ただし、アルミ枕木は木材の枕木と比べると価格が高めなのがデメリットです。大量に必要な場合には、それなりに費用に差が出てしまいます。また、木材と比べると施工性や設計自由度もやや低めです。