コンクリート製との比較

重くて丈夫なコンクリート製枕木

耐久性が重視される場面では、コンクリート製の枕木も検討してみるといいでしょう。コンクリートと聞くと、灰色で無機質なイメージを抱く人も多いかもしれませんが、木目や年輪の模様が施されているコンクリート製枕木も多いです。見た目だけなら、天然木材のように見えるでしょう。

コンクリート製枕木がよく使われているのは、人が乗ったり踏んだりすることが想定される場面です。例えば、庭などの歩くためのスペースにコンクリート製の枕木が設置されていることがよくあります。門から玄関までの間にコンクリート製の枕木を敷かれていれば、おしゃれに見えるでしょう。

また、コンクリートは樹脂材と同様に雨風に強いのが特徴です。常に雨風が当たるような場所に設置しても、劣化することはほとんどありません。

紫外線などの影響も少ないことから人気が高いです。重くて丈夫であることから、アルミ枕木と比べて衝撃にも強いです。ただし、薄いと衝撃で破損することもあります。

 

コンクリート製枕木とアルミ枕木はどちらを選ぶべきか

庭などに設置する枕木を選ぶ際には、用途を考慮した上でコンクリート製にするかアルミ製にするか決めることが大切です。

芝生の上など人が歩く場所に置く場合には、アルミ枕木よりも、耐久性の高いコンクリート製の枕木の方が合っているでしょう。地面の上に設置するということで、重くても特段支障はありません。

段差のある場所や階段のようにして使用する場合にも、コンクリート製の枕木がおすすめです。駐車スペースなどの設置する場合にも、丈夫なコンクリート製が適しているでしょう。

柵や門柱として使用する場合には、コンクリート製でもいいですが、アルミ枕木の方がスタイリッシュに仕上がります。例えば、細長いアルミ枕木に郵便受けやインターホン、表札を付けたものを門のところに設置している住宅をよく見かけるでしょう。

こうした枕木の多くはアルミ枕木です。遠くから見るとコンクリート製でもアルミ枕木でもあまり変わらないように見えますが、近くで見るとその違いははっきりと分かります。